デジタルカメラで撮影した写真を読み出したいのに、SDカードリーダーを忘れてしまった。そんなときは100均ショップに駆け込もう。100均ショップでも、メモリーカードリーダーを購入できる。SDカード以外のカードを読み書きできる製品や、microUSB端子を備えるスマートフォンでも利用できる製品など、種類は豊富だ。

128GバイトのSDXCカードも読み書きできた

 ダイソーの「マルチカードリーダー」は、税別100円という安さながら多くのメモリーカードに対応する。SDカード、microSDカードはもちろん、メモリースティック、メモリースティック PRO デュオ、メモリースティックマイクロ(M2)も利用可能だ。

 マルチカードリーダーのパッケージには、各カードの対応容量が記載されている。SDカードは2G~128Gバイト、microSDカードは2G~4Gバイト、メモリースティックとメモリースティック PRO デュオは2G~128Gバイト、メモリースティックマイクロ(M2)は2G~4Gバイトとなっている。

 上述の通り、パッケージには、microSDカードの対応が2G~4Gバイトまでと記載されている。そこで試しに、16Gバイトおよび32GバイトのmicroSDHCカード、64Gバイトおよび128GバイトのmicroSDXCカードを挿したところ、いずれも普通に認識してファイルを読み書きできた。実際に試したことで、筆者が購入した製品では4GBを超えるmicroSDHC/microSDXCカードも使えることが分かった。しかし必ずしも使えるとは限らないので、パッケージに記載している容量には注意した方がよいだろう。

 カードの種類ごとにカードスロットを備えており、複数のメモリーカードを同時に挿せるものの、パソコンで認識するのはいずれか1枚のみだ。つまり複数のメモリーカードを同時に読み書きすることはできない。メモリーカード間のデータコピーは、パソコンのHDDやSSDを経由することになるので注意しよう。

ダイソー「マルチカードリーダー」は100円で購入した。microSDカードは2G~4Gバイトと記載されているが、実際は128GバイトのmicroSDXCカードも読み書きできた
(撮影:スタジオキャスパー、以下同じ)
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本体に短めのUSBケーブルが収納されており、使うときだけ外に引っ張り出す。側面にSDカードやmicroSDカード、メモリースティック、メモリースティック PRO デュオのスロットを備える。メモリースティックマイクロ(M2)のスロットは、ケーブルと反対側に備えている
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 マルチカードリーダーの接続端子はUSB 2.0に対応している。USB 2.0の規格上の最大転送速度は60Mバイト/秒(480Mビット/秒)で、現在主に使われているUSB 3.0接続(規格上の最大速度は500Mバイト/秒)よりもだいぶ遅い。高速タイプのSDカードだとその特徴を生かせないものの、細かいデータを読み書きするには十分な速度と考えておけばよいだろう。

 手元に、高速タイプのmicroSDHCカード(サンディスクの「Extreme Pro microSDHC UHS-I カード 16GB」)を用意し、定番ベンチマークソフトの「CrystalDiskMark」(ひよひよ氏作)で速度を計測したところ、最高速度は順次読み出しで20.82Mバイト/秒だった(順次書き込みとは、ストレージの連続した領域から読み出すこと)。

ダイソーのマルチカードリーダーにサンディスクの「Extreme Pro microSDHC UHS-I カード 16GB」を挿し、ベンチマークソフトで測定した結果
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