スマートフォンの画面を割ってしまった経験がある人は、非常に多いはずだ。スマホの画面はガラスで作られていて、もろい。ボールペンや鍵のようなとがった物でディスプレーを強く押したり引っかいたり、画面が下になる向きで落としたりすると、衝撃で割れたり欠けたりする。

 そこでスマホの画面に保護フィルムを貼り、ある程度の衝撃から守ることができるのはご存じの通りだ。スマホ画面用の保護フィルムは家電量販店では500~5000円程度で売られているが、100均ショップでも数多くの商品を見かける。

 最初に断っておくと、どの商品も見た目や機能は似たり寄ったりだ。ただし、スマホの画面は機種によって形が異なるため、保護フィルムは機種の画面の大きさに合わせて切断された「専用品」を買う必要がある。100均ショップで売っている保護フィルムの品ぞろえは、最新または一世代前のiPhone用が中心である。

 一方、Androidスマホの専用品は、100均ショップではまず扱われていない。Android用をうたう保護フィルムの多くは「5インチ用」「6.5インチ用」など、画面サイズで大まかに切断されている汎用タイプがほとんどである。

 一口に保護フィルムと言っても、種類は実に多様だ。100均ショップで売っているものだけ見ても、いろいろある。

 シールのように手軽に貼れるポリエチレンテレフタレート(PET)を素材に利用した透明テープのような保護フィルム。スマホの画面と同じガラスを素材に使い、操作感を損なわずに画面を保護できるもの。表面に特殊なコーティングを施すことでブルーライトを軽減できるもの。指紋の付着を抑えられるものなど、さまざまな特性を備えたものが売られている。目的に応じて、商品を選びたい。

保護フィルムはiPhone用が充実

 今回はその中でも、iPhone X/XS、iPhone XS Max、iPhone XRという最新機種のラインアップがある保護フィルムをピックアップして紹介しよう。

 ダイソーで売っている「LCD Protective Film」は、パッケージの説明によると、素材にPETの一種である飽和ポリエステル樹脂を利用している。iPhone X/XSやiPhone XS Max、iPhone XRの他に、iPhone 8/7用もある。

ダイソーで売っている保護フィルム「LCD Protective Film」。価格は100円(税別)。写真はiPhone XS Max用だが、iPhone X/XS用やiPhone XR、iPhone 8/7用なども売っている
(撮影:スタジオキャスパー、以下同じ)
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 保護フィルムは柔軟性がある素材だが、曲がりにくく貼りやすい。貼ったときに気泡が入っても、指で外側まで気泡を押し出せば完全に空気が抜ける。

 保護フィルムのサイズはiPhone XS Max用の場合、画面とほぼ同じ大きさだ。それで問題ないように思えるかもしれないが、画面部分は保護できても縁までは守れないので注意が必要である。

 保護フィルムの表面は光沢があり、指が引っ掛かりにくく、指紋も付きにくい。保護フィルムを貼ると画面が若干曇って見えたことと、フィルムに厚みがあるので画面と保護フィルムの段差が少々気になる。

LCD Protective FilmをiPhone XS Maxに貼ってみた。保護フィルムの大きさは画面サイズとほぼ同じ。本体の縁までは守れない。フィルムの表面は光沢があるが、若干曇っているように見える
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