家電量販店のパソコン周辺機器コーナーでは、500円以下のものから1万円を超える商品まで、多数のマウスが売られている。そんな中、マウスは100均ショップでも購入できる。

 例えばキャンドゥの「USB光学式マウス」は、税別100円の激安マウス。センターホイールもあり、安価ながらマウスとして必要最低限の機能をちゃんと備えている。USB接続する有線マウスで、パッケージの表記によると、WindowsとMac OSの両方に対応する。今回は、Windowsパソコンにつないで試してみた。参考までに、USBホストケーブルを用意して、Androidスマートフォンにもつないでみたが、これでも利用できた。

「USB光学式マウス」はキャンドゥで購入。価格は100円(税別)。3ボタンタイプのマウス
(撮影:スタジオキャスパー、以下同じ)
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クリック音と共に、軽いペコペコ音が気になる

 本体サイズは幅56×奥行き96×高さ58ミリ、重さは35グラム(いずれも筆者の実測値)。小型で、左右にくぼみがあるためつかみやすい。形状は左右対称なので、左右どちらの手でも使い勝手は同じだ。使用時には、本体やホイールの透明部分が赤く光る。

サイズは、幅56×奥行き96×高さ58ミリと小さい。重さは35グラムと軽い(いずれも筆者の実測値)。本体やホイールの透明部分が赤く光る
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左右にくぼみがあるため、指でつまみやすい。形状は左右対称で、左右どちらの手でも使いやすい
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 ボタンは左右に1つずつと、センターホイールに1つ。左右のボタンのストロークは1ミリ程度で、適度な弾力があって押し心地はいい。ただしボタンを押すと、クリック音と共に「ペコペコ」という軽い音がする。最近の標準的なマウスの「カチカチ」という音に慣れているせいか、その点はちょっと気になった。

 センターホイールは前後にのみ動き、上下のスクロールが可能だ。センターホイールを傾けて、左右にスクロールできる「チルト」には対応していない。また、センターボタンを兼ねており、押すとマウスの動きがスクロールに切り替わって画面内を上下左右に動かせる。なお、センターホイールは回しにくかったため、操作しているとストレスを感じた。

センターホイールも備える。凹凸があって手は滑りにくいが、ホイールはゴツゴツとした感触があって、かなり回しにくい
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机の上での滑りが悪い

 パッケージに記載された仕様によると、読み取り方式は「赤色LEDによる光学センサー方式」。最近のマウスで採用されている「青色LED方式」や「レーザー方式」に比べると、光沢面や模様がある場所での読み取り性能が弱いといわれている。カウント数は800dpiで、これは必要十分な数値だ。ストレスない速度で、マウスカーソルが動く。

 ケーブルの長さは1.1メートル。デスクトップパソコンで使うにはちょうどいい長さだが、ノートパソコンで使うには若干長く感じる。ケーブルはとても硬く、マウスを動かすとケーブルが思うように動いてくれない。邪魔に感じることさえあった。

 実際に使っているうちに、平らな卓上でもマウスの滑りがかなり悪いことに気付いた。マウスの裏側を確認したところ、「ソール」と呼ばれるマウスとテーブル面が接する部分の作りによる問題だと分かった。ソールは通常、フッ素樹脂などの滑りやすい素材を用いるのが一般的。だが100円マウスは樹脂が突起しているだけの構造だった。そのため滑りにくいのだろう。

 うっすらと模様のあるテーブルでは、マウスカーソルが急に変な位置に移動したり動かなかったりして、使い物にならなかった。滑らかな動きとマウスカーソルの安定操作を望むなら、無地のマウスパッドを用意した方が良さそうだ。

底面にはソール(卓面に接する突起)が4カ所ある。硬い樹脂でできており、滑りやすい素材を使う通常のマウスよりも動きが悪い
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木目調の模様がある卓上ではマウスカーソルが「暴れて」しまい、使い物にならなかった
(撮影:田代 祥吾、この写真のみ)
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