接続補助機能も使い方が悪いと穴になる

 近年の無線LANルーターは、WPS(Wi-Fi Protected Setup)や「AOSS2」「らくらく無線スタート」などの簡単設定機能を備えている。だが、これらの簡単設定機能は無線LANルーターの接続ボタンを押すと誰でも接続できてしまう。誰の手にも届くような場所に無線LANルーターを設置していると、勝手に接続されてしまう恐れがある。こうした場所に置く場合は、簡単設定機能もオフにしておこう。

 無線LANルーターの設定によっては、共有フォルダーを使えてしまう。特に自宅や社内の外で不特定のユーザーと一緒に無線LANを使う場合、パソコンに共有フォルダーがあると覗かれてしまう恐れがある。こうしたケースでは、パソコンのWindowsのネットワーク設定を見直そう。

 Windows 10では、「設定」の「ネットワークとインターネット」を開き、「接続プロパティの変更」でネットワーク プロファイルを「パブリック」に変更する。そして「設定」の「ネットワークとインターネット」の「共有オプション」を開き、現在のプロファイルの「ファイルとプリンターの共有」が無効になっていることを確認する。

 家庭内ネットワークの場合、無線LANルーターの設定で制限する手もある。無線LANの設定にある「ネットワーク分離機能」を使えば、インターネット接続を維持しつつ、無線LANに接続した機器同士の通信を制限できる。

接続プロパティの変更で共有の設定を見直しておこう
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■変更履歴
公開当初、4ページ目の下から2段落目の本文で「プライベート」とあるのは「パブリック」の誤りです。また、同段落はWindows 10とWindows 7の説明が混在していたため、Windows 10の説明に統一しました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2018/9/7 17:00]
田代 祥吾(たしろ しょうご)
パソコンの周辺機器メーカーなどを経て、現在はフリーランスライターとして活動。日経PC21や日経パソコンなどで記事を執筆している。得意ジャンルはパソコンやスマートフォン、自動車、アキバ系サブカルチャーなど。