入居したばかりの新築住宅で、床下に水がたまっていた。施工した工務店は結露が原因だと主張したが、建て主から調査を依頼された筆者の見立ては違った。原因と推測したのは、外部からの水の浸入。そう判断した理由と、漏水を引き起こした施工ミスの防止策を解説する。(日経ホームビルダー)

(写真:カノム)
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 上の写真は、1階床下の基礎内に水がたまっていた様子だ。昨年夏に新築の住宅で、建て主が入居後しばらくして、室内に虫(チョウバエだと思われる)が多く飛ぶようになったことに気づき、施工した工務店に点検を依頼したことで見つかった。

 工務店が床下を確認したところ、基礎内に深さ1cmほど水がたまっていた。その水たまりにチョウバエの幼虫がたくさん湧いていたのだ。

 工務店はまず、配管類の水漏れを疑った。ところが、水道業者が床下にもぐり確認したところ、配管に水漏れの箇所は無かった。その後、自然に水が引いて基礎内が乾燥したことから、工務店は原因の究明を終わりにしようとした。それに納得のいかない建て主が、当社に原因究明の調査を依頼した。

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