「米国では、防水シートを留め付ける際に、樹脂キャップ付きのタッカーを使用するのが一般的だ」。旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ建材グループの井本翔太氏はこう話を始めた。井本氏がフロリダ州内の建設現場を見学した際にも、防水シートが赤いキャップ付きのタッカーで留め付けられていた〔写真1〕。

〔写真1〕米国では当たり前
米国フロリダ州内の建設現場では、赤い樹脂キャップ付きのタッカーで防水紙を留め付けていた。一般的な光景という(写真:旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ)
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 樹脂キャップ付きタッカーは専用のキャップの上からタッカーの針を打ち込み、防水紙を留め付ける仕組みだ。主に2つの役目があるという。1つは保持力を上げるため。もう1つは、雨水の浸入リスクを下げるためで、樹脂キャップが壁を伝わる雨水の流れを妨げる。米国では、屋根と壁の防水シートを施工する際に使用している。

 DUPONT(米デュポン)の場合も、同社の透湿防水シートの施工要領で樹脂キャップ付きのタッカーの使用に言及。参考図にも樹脂キャップでシートを留め付けている様子を描いている〔図1〕。

〔図1〕参照図にも樹脂キャップ
米デュポンの施工要領では、樹脂キャップ付きのタッカーで防水紙を留め付けることを推奨。参考図にも描き込んでいた(資料:米デュポンの資料を基に日経ホームビルダーが作成)
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