「ヴェゼルよりも上級車を求めるユーザーに向けて、CR-Vの販売を日本で再開することにした」。ホンダの執行役員で日本本部長の寺谷公良氏は、中型SUV(スポーツ多目的車)「CR-V」を2年ぶりに日本で復活させた理由をこのように語る(図1)。

図1 新型CR-V
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 ホンダは初代CR-Vを1995年に発売した。当時は三菱自動車の「パジェロ」など、トラックベースのSUVが主流だった。これに対してホンダは、乗用車「シビック」ベースのCR-Vを投入し、新たなユーザーの開拓を狙った。

 CR-Vは同社の代表的なグローバル車に育ち、2017年には世界で約76万台を販売した。しかし、日本では全面改良を重ねるごとに販売台数を減らした。その原因は、「ユーザーニーズとの間にずれが生じたことだった」と寺谷氏はいう。そこで日本ではヴェゼルの販売に集中し、CR-Vの販売は2016年8月に終了した。

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