ここ数年、マイクロLEDディスプレーが次世代ディスプレーの有力候補として注目を集めている。2018年1月の「CES 2018」では、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)がマイクロLEDテレビ「The Wall」を発表、関心がますます高まった(図1表1)。開発を加速させる契機となったのは、「CES 2012」でソニーが次世代ディスプレーとして発表した「Crystal LED Display(CLED)」だろう。

図1 146型のマイクロLEDテレビ「The Wall」
2018年1月の「2018 International CES」で韓国サムスン電子が参考展示した。(写真:日経クロステック)
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表1 マイクロLEDディスプレー関連の主な出来事
(表:筆者)
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 「マイクロLEDディスプレー」とは、微小なLEDをアレイ状に配置して像を表示する素子である。そこでマイクロLEDディスプレーを「有機EL(OLED)ではなく、微細な無機LEDを高密度に敷き詰め、ディスプレーとしたもの」と定義して特許調査すると、マイクロLEDディスプレーの概念は、1990年代には存在していたことが分かる。

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