PCが遅い、機能が足りないという時にどうするか。あきらめて新しいPCを買い替えるのも1つの手だが、そう簡単にできることではない。

 ただし、今あるPCのスペックや遅くなっている原因によっては、買い替えなくてもパワーアップで状況が改善できる場合がある。本特集では、どのようなケースでパワーアップが有効なのか、そしてどのようなパワーアップ手段があるのかを説明していく。

Windows標準のタスク マネージャーでチェック

 パワーアップが必要かどうか、パワーアップで性能を改善する余地があるかどうかを知るには、Windowsが標準で搭載しているタスク マネージャーを使うとよい。PCをいつも使っている時の状態で「Ctrl」「Alt」「Del」キーを同時に押して表示される画面からタスク マネージャーを起動できる。

 最初に表示されるのは「簡易表示」なので、Alt+Dキーを押して「詳細表示」に切り替え、「パフォーマンス」のタブをクリックしてみよう。すると、システム全体のハードウェアの使用率がグラフで表示される。

このグラフで、どのパーツに負担がかかっているかを視覚的に確認できる。システム(つまり、Windowsそのもの)が遅いと感じている時に「CPU」の使用率が高くなっている場合はCPU、「メモリ」の使用率が高くなっているならメモリーにパワーアップの余地があると推測できる。

 ちなみに、「CPU」の画面では、使用率のほかに速度(CPUの周波数)が確認できる。システムが遅く、CPUの使用率も高いのに速度が相対的に低いような場合は、CPUの冷却機構などに問題が出ている可能性がある。

タスク マネージャーを起動して通常、最初に表示されるのは、ごくシンプルな画面の「簡易表示」。「Alt」+「D」で詳細表示に切り替えよう
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「詳細表示」にした画面。上部にある「パフォーマンス」タブをクリックする
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「パフォーマンス」タブでは、システム全体のハードウェアの使用率がグラフで表示できる。「CPU」では使用率と速度(CPUの周波数)が確認できる
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