「IPランドスケープ」では、企業の知財戦略が浮き彫りとなる。技術力重視の企業の開発テーマや市場への製品投入タイミングを推測できる一方、特許を持たない企業の事業戦略も見えてくる。IPランドスケープが見据える先は5年先の事業展開だ。

欧米のガソリン・ディーゼル車販売禁止で改めて脚光を浴びる電気自動車(EV)

 ガソリン車やディーゼル車(以下、ガソリン・ディーゼル車)と比べて環境負荷が大幅に小さい電気自動車(EV)。ただ、EVの普及は世界的に遅れており、北欧など一部を除いて保有台数シェアは低位にとどまっている(図1)。

図1●日本のEV保有台数シェア
(出所:次世代自動車新興センター、自動車検査登録情報協会)
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 ところが、ここにきて各国においてガソリン・ディーゼル車の販売禁止の動きが加速した(図2)。この禁止対象にはハイブリッド車(HEV)も含まれるため、将来、これらの国で販売される自動車は基本的にEVだけになる。米国や中国なども一部の州での禁止やEV比率の飛躍的向上を政策としてうたっており、EVは半ば強制的に普及が進むだろう。

図2●欧州主要国のガソリン・ディーゼル車販売禁止スケジュール
(出所:各種ニュース)
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