台風7号と停滞する前線が、西日本から中部、北海道と広範囲にわたって大きな被害をもたらした。総務省消防庁が発表した2018年7月8日午後3時30分時点の被害状況では、死者57人、行方不明22人、負傷者101人の人的被害が生じている。住宅の被害については、全壊が23棟、半壊が20棟、一部破損が185棟に達した。

 河川堤防の被害も発生している。国土交通省の発表では、岡山県倉敷市真備町を流れる高馬川の堤防と、同川が流れ込む小田川の堤防約100mの区間とが決壊。倉敷市真備町では大規模な浸水被害が発生した。同省では8日午後2時半に、所管する小田川堤防の緊急対策工事に着手する旨を発表している。

小田川と高馬川の破堤箇所。岡山県倉敷市真備町では大規模な浸水被害が発生した(資料・写真:国土交通省)
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小田川などの堤防決壊によって浸水被害が広がっている様子(写真:国土交通省)
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 岡山県の調査結果では、岡山市内を流れる旭川で、御津国ケ原に位置する左岸堤防が約100mにわたって破堤していた。

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