日経 xTECHは2018年6月6日から20日にかけて、45歳以上のITエンジニアを対象に「中高年(シニア)SEのリアルに関するアンケート」を実施した。質問項目は仕事への満足度や能力の衰え、加齢への実感など。合計647件の回答を得た。回答を頂いた皆様に厚く御礼を申し上げたい。本特集では、アンケートに寄せられた回答結果を基に、シニアSEの実態を報告する。

 シニアSEの悩みは何か。「あなたは現在、どんな悩みを感じていますか」と聞いたところ、特に多かったのは「自身の老後の生活費に不安がある」と「定年までのキャリアに不安がある」だった。ともに過半数を超えるシニアSEが悩みを感じると回答した。次いで多かった悩みは「定年後のキャリアに不安がある」。48.8%と半分近いシニアSEにとって悩みの種になっている。この3つは多くのSEに共通する悩みだ。

あなたは現在、どんな悩みを感じていますか
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 以降は「健康を維持できるか不安がある」(38.2%)、「親族の介護の負担に不安がある」(31.4%)、「新しい技術や市場の変化についていけない」(26.9%)、「子供に掛かる費用で不安がある」(20.4%)、「若手の感覚についていけない」(12.8%)と続く。上位3つの悩みに比べると、個人差がありそうだ。

 この調査は、悩みを感じる項目をいくつでも選択できる形式で回答してもらった。選択した数を年代別に集計すると、50歳~54歳が最も多くの悩みを感じていると分かった。いわゆるバブル世代だ。

悩みが多いバブル採用世代
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 ただ、この世代は仕事に不満があるわけではない。年代別で見た仕事への満足度は、50歳~54歳が現役世代(60歳未満)では最も高かった。イキイキと仕事をして本人も満足しているが、心の中では漠然とした不安を抱えている――。こんなバブル世代の姿が見える。

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