滋賀県守山市は、新庁舎の基本設計者を選ぶ公募型プロポーザルで、優秀者に隈研吾建築都市設計事務所(東京・港)と安井建築設計事務所(大阪市)の2社によるJV(共同企業体)を選定した。次点者は東畑建築事務所(大阪市)と遠藤克彦建築研究所(東京・港)のJVだった。

市役所前通りからの外観イメージ。ヒューマンスケールの庇(ひさし)と移植した既存樹木が連なる「森の街道」によって、まちと庁舎をつなげる(資料:隈研吾建築都市設計事務所・安井建築設計事務所JV)
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 同市は、耐震性能不足や機能の分散、経年劣化による老朽化、狭あい化など、現庁舎が抱える課題の解消を図るため、同じ敷地内で庁舎を建て替える。「機能的でコンパクト」「ワンストップで利用しやすい」「市民に開かれた庁舎」などを基本方針に設定し、施設イメージを「つなぐ、守の舎(もりのや)」と定めた。

 プロポーザルでは、2019年7月2日の第1次審査で、参加表明書などの提出書類について評価。新居千秋都市建築設計事務所、アール・アイ・エー・スピークJV、隈研吾建築都市設計事務所・安井建築設計事務所JV、東畑建築事務所・遠藤克彦建築研究所JV、シーラカンスアンドアソシエイツ、佐藤総合計画関西オフィス、SANAA(サナア)――の7者を選定した。8月23日、7者による公開プレゼンテーションとヒアリングを実施後、審査委員会で第2次審査を行い優秀者と次点者を決定した。

1階ホール。中央奥は、誰もが気軽に利用できるカフェスペース。右手は学習スペースと情報コーナー(資料:隈研吾建築都市設計事務所・安井建築設計事務所JV)
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