中国広東省の深センで実施された「新海洋世界(水族館)・ハイエンドリゾートホテル建築設計コンペ」で、佐藤総合計画と乃村工芸社の共同企業体(JV)が最優秀者に選ばれた。最終審査に残ったのは、同社のほか英国のザハ・ハディド・アーキテクツ、米国のリーザー・アーキテクチャーの2者。水族館に採用する世界初のエレベーター技術などが評価された。

中国・深セン市で、南シナ海に面したリゾート地で、水族館などを建設する計画。佐藤総合計画・乃村工芸社JVがコンペで当選した (資料:佐藤総合計画)
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 コンペの主催者は複数の民間企業で構成する深セン経済特区開発グループ。対象地は、経済発展が著しい深センの中心地から30㎞ほど東にある小梅沙エリアだ。南シナ海に面するリゾート地で多くの観光客が訪れる。

 小梅沙エリアで、集客力を期待できる観光資源として、水族館のほか研究棟やハイエンドリゾートホテル、海洋テーマホテル、観光情報センターの5施設を開発する。コンペでは予算事業費の制限を設けず、地域一帯の中心となるシンボル性などを求めた。

8万9614m2の敷地に、水族館のほかにホテルや研究施設など5棟の建物を建設する。施設の機能的な連携や、観光客のスムーズな動線処理をするため、回遊性を持ったペデストリアンデッキで各施設をつなぐ(資料:佐藤総合計画)
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 書類審査を2017年11月から開始し、世界中から70者(うちJVは50)の応募があった。6者に絞った後、2次審査などを経て6月7日に最終結果を発表。7月5日に設計契約を締結した。

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