山口市は、多世代交流・健康増進拠点施設のデザイン支援業務を対象とする公募型プロポーザルで、最優秀者に光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所と大建設計(共に東京都品川区)の2社によるJVを選定した。次点者は三分一博志建築設計事務所(広島市)だった。

光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所・大建設計JVによる提案書。一部、具体的な機能提案を含む表現となっているが、この内容で決定されたものではなく、施設の機能や建物配置などについては、これから検討することとしている。計画地が3つの異なるエリアに隣接している立地を最大限活用し、多世代多業種の人々の活動から生まれる、新しい「湯田らしさ」の創出を目指している(資料:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所・大建設計JV)
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 市が2019年3月に策定した「多世代交流・健康増進拠点施設整備基本構想」によると、同施設は「温泉資源を活用した、豊かな暮らしと交流の拠点」となる建物だ。山口市のほぼ中央部に位置し、日量2000トンもの湧出量を誇る、湯田温泉という貴重な地域資源を活用することによって、子どもから高齢者までの幅広い世代、また観光客やビジネス客など、多様な人々が来訪して、市民も含めた豊かな交流を育む効果を期待している。

「『湯田らしさ』をつくる市民とそれを支える温浴施設」の提案。何かをしながらの足湯や、 赤ちゃんでも一緒に入れるお風呂など、独自の「温泉ライフスタイル」をつくり、県内外からの定住者・移住者促進につなげる。温泉を活用した実験的なイベントや商品開発などで、「観光関連事業を創出」する。人の成長が街の成長につながるように、「街の担い手を育成」する(資料:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所・大建設計JV)
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