神戸市は、神戸三宮駅前の再整備に向けて実施した「さんきたアモーレ広場」デザインコンペの最優秀賞に、津川恵理氏の「Lean on Nature(リーン・オン・ネーチャー)」を選出した。入選は、石井祥子・石井佑介・静谷洋紀、3氏の「Crossing Plaza(クロッシング・プラザ)」、八木弘毅・大川雄三・中島直弥・諏訪淑也、4氏の「風巡りの広場」、板坂留五・小黒由実、両氏の「へそとへその緒」の3作品だった。

最優秀賞に選ばれた津川恵理氏の「Lean on Nature」。阪神大震災を経験した津川氏は「自然に寄り沿い、助け合ってきた神戸の新しいシンボルとなるように」との思いを込めている(資料:津川 恵理)
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 同広場は、阪急電鉄・神戸三宮駅東口、JR三ノ宮駅西口の北側に位置し、神戸有数の待ち合わせ場所として親しまれてきた。神戸阪急ビル東館の建て替えに当たって、2016年5月に閉鎖され、現在、工事の資材置き場として使われている。21年春の同ビル開業に合わせて再オープンする予定だ。

 もたれかかったり、テーブルとして利用したり、座ったり、寝転がったり――。220件の応募作品の中から選ばれた津川氏の案は、広場での多彩な過ごし方を引き出すよう、様々な方向へ倒れる円盤を配置している。作品のタイトルは、「自然に寄りかかる」という意味。選定委員会は「シンボリックなデザインでありながらも落ち着いた居心地の良い広場空間を創出し、周囲との空間的なつながりも考慮されている」と評価した。

JR三ノ宮駅から北側を見る(資料:津川恵理)
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