日経コンピュータの2018年12月20日号で読まれた記事のランキングを集計した。トップは2018年12月6日午後に起こったソフトバンクの大規模通信障害の深層に迫った記事だった。2位以下は「物流テック」と「AIスキル調査」に関する記事が計7本ランクインした。

 「物流テック」と「AIスキル調査」がランキングを席巻した。物流テックは2、7、8、10位と4本がベストテンにランクイン。人手不足のなか、AI(人工知能)やロボットなど最新技術を駆使してデジタル変革を進める物流業界の最前線に迫った。AIスキル調査は3、4、6位と3本がランクインした。AI人材が備えるべきスキルはどんなものであり、従来のIT人材とどう違うのかについてITエンジニア1700人への調査から明らかにした。

 製造から小売りまで一貫して手掛けるファーストリテイリングとニトリホールディングスのハイテク倉庫の最深部に迫った記事が2位に入った。ファーストリテイリングが運営するユニクロのEC(電子商取引)向け物流倉庫には人の姿がほとんど見当たらず、倉庫内を動くのは折り畳みコンテナや荷下ろし用のロボット。唯一荷物のピッキング作業に人が携わっているものの、この作業も1年以内に自動化するという。

 3位にランクインしたのは、AI人材について6種類の役割を解説した記事だった。AIの導入や普及を担う人材が足りないという問題が深刻になりつつあるなか、IT人材をAI人材に転換する際は、新たにスキルを習得する方策が必要になると示した。

 人材という点では、5位にランクインしたNTTデータの高度IT人材獲得についての記事にも注目が集まった。NTTデータは年功を重視する旧来の給与制度とは異なり、個人の能力や業績に応じて2000万円を超える高額の年俸を支払う新制度を導入するという。9位には内閣府特命担当大臣で情報通信技術(IT)政策担当の平井卓也氏のインタビューがランクインした。