日経コンピュータは2018年8月2日号で読まれた記事のランキングを集計した。トップは携帯3社のメッセージングサービスでソフトバンクに発生したトラブルを報じた記事だった。読まれた記事の上位10本を掲載する。

 最も読まれた記事は、2018年5月にNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯3社が始めた「+メッセージ」サービスで、ソフトバンクが開始直後にアプリの配信を中止したトラブルを扱ったものだ。アプリの配信直後から、メッセージのデータを誤って消してしまうユーザーが相次いだ。ソフトバンクがアプリの配信を再開したのは、約50日間が経過した6月28日のこと。記事は、トラブルの原因として利用者目線の不足を指摘した。

 IT企業の売上高ランキングも読者の注目を集めた。上位30社の実態を分析したところ、NTTデータや大塚商会などの好調組がより強くなっている傾向が明らかになった。ただ、2018年度は金融機関のシステム更改やマイナンバー関連などの大規模案件がピークアウトしつつあり、従来のSIでは成長を望みにくい。記事は、今後のIT企業の成長を支える分野について分析している。

 特集記事のうち「アフリカITの知られざる強み」では、輸血用血液やワクチンなどを高速のドローンで約20の病院に運ぶ配送システムの記事に興味が集まった。「 さらば渋滞」は、NEXCO東日本が人工知能(AI)を活用して取り組む新たな渋滞回避策の記事がよく読まれた。