日経コンピュータの2019年1月10日号で読まれた記事のランキングを集計した。1位から3位までは2020年の注目ITを先取り予測した記事だった。4位には2019年に施行される法改正などについて情報システムへの影響をまとめた記事がランクインした。読まれた記事の上位10本を掲載する。

 2019年最初の「日経コンピュータ 読まれた記事」のランキング上位を独占したのは、今年ではなく来年2020年の注目ITを先取り予測した記事だった。1位の記事はGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)の支配力が強い今のインターネットを近代民主主義前夜の「帝国の勃興」に例え、2020年は権力の集中を廃した「民主的」なサービスがブロックチェーンによってもたらされるとした。

 1位のほか2位、3位、5位に「注目ITの2020年先取り予測」の記事がランクインするなか、4位には2019年に変わる法律や制度についてのシステム対応を解説した記事が入った。2019年は新元号が制定され、消費増税が予定されている。働き方改革関連法も4月に施行されるなどシステム対応が不可欠な制度と法律の改正が目白押しだ。

 皇太子さまが新天皇に即位する5月1日は2019年に限り祝日となる。祝日法の規定によって祝日に挟まれた平日は休日になるため、2019年4月27日から5月6日まで10日間の大型連休が生まれる。連休中に処理が蓄積するなどし、連休明けの夜間バッチ処理が翌朝までに終わらない「突き抜け」が懸念されるなど、情報システム担当者は検証や対応に追われそうだ。

 10位には大規模なIoT(インターネット・オブ・シングズ)家電の接続実験の記事がランクインした。パナソニックが1000台の家電をネットにつなぐ実験をしており、その通信手段としてLPWA(ローパワー、ワイドエリア)などを活用している。将来的にはLPWAによる自前の通信網の展開も選択肢の1つだという。