画像編集ツールは、数多くのフリーソフトがひしめく激戦区と言えるかもしれない。画像に特殊効果をかけたり画像サイズを変更したりする専用ツールから、著名な有料ソフトにも引けを取らない総合画像編集ツールまで、多様なツールがそろっている。

 その中から、今回は「GIMP(ギンプ)」と「Inkscape(インクスケープ)」を紹介しよう。いずれもオープンソースで開発され、画像編集や図形描画を得意とする。機能・操作ともに似ている印象を受けるが、GIMPはラスター形式、Inkscapeはベクター形式と、異なる形式のデータを扱う点が大きく異なる。

 ラスター形式は点(ドット)の集まりによって画像を表現する方法で、Windowsに付属するペイントと同じだ。画像を拡大するとギザギザが目立つのが特徴である。一方のベクター形式は、図形を数値として表現する方法で、拡大・縮小してもギザギザにならないという特徴がある。

 したがって、GIMPは写真を修正したり特殊効果を加えたりする画像編集やペイントで描くような簡単なイラスト作成に向き、Inkscapeは本格的なイラストやアイコンなどの作成に向いているといえるだろう。

今回紹介するフリーソフト

GIMP(GNU Image Manipulation Program)

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Inkscape(インクスケープ)

  • 対応OS:Windows 10/8.1/7
  • 作者:Josh Andler氏、Ted Gould氏、Bryce Harrington氏、Martin Owens氏、Tavmjong Bah氏、Chris Rogers氏、Marc Jeanmougin氏ほか
  • URL:https://inkscape.org/en/
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