疲れて大変な上に時間がかかる――トレーニング・ジム通いは3日坊主の代表例の一つと言えるだろう。そんな“常識”を覆す近未来型のトレーニング・ジムが東京都渋谷区の代官山に登場した。手ぶらでOK、しかも全身の筋力トレーニングがわずか15分で完了する簡便さをうたう。

近未来型ジム「SIXPAD STATION」でのトレーニングの様子
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 そのジムの名は「SIXPAD STATION」(前回記事)。サッカー・ポルトガル代表のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド選手がCMに登場する家庭用EMS(Electrical Muscle Stimulation:筋電気刺激)機器「SIXPAD」を手掛けるMTGの新たな事業である。

家庭用EMS機器「SIXPAD」は、ショールームを兼ねたジムのエントランスで販売されている
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 SIXPAD STATIONでは、人間の代表的な9つの筋肉に対応するウエアラブル型のEMS機器を装着し、眼前のデジタルミラーに映る指示やアドバイスを参考にしながら、通常は90分程度かかるとされる全身の筋力トレーニングをわずか15分で行う。

 こうした全く新しいジムの実現を下支えするのがテクノロジーだ。SIXPAD STATIONは主に、全身を覆うEMS機器「EMSフルボディスーツ」と、自分の姿に重ねてトレーニング情報などを表示する「デジタルトレーニングミラー」、これら2つの機器を管理・制御する「コントロールタワー」の3つの要素で構成される。EMS機器には無線通信や2次電池、デジタルミラーにはモーションセンサーやAR(拡張現実)を使った仕掛けを搭載する。MTGは製造設備を持たないファブレスだが、これらの機器の設計は自ら手掛けた。

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