転職活動時、採用選考で重視されるのは本人の能力やスキルであることは間違いありません。一方で、マナーを通して人物評価が実施されていることも忘れてはいけません。

 今回は、面接前と面接後に絞って、マナーの重要性を説明しましょう。

あいさつや名刺交換の様子が見られている

 以前も登場した人材エージェントのモリさん。初めて登録者に会ったときに、あいさつと名刺交換がきちんとできる人には丁寧に対応するそうです。逆にあいさつもまともにできない、名刺交換さえしっかりできない登録者の支援にはあまり力が入らないといいます。

 確かに1日で5人もの登録者に会っていれば、限られた時間の中で誰に力を入れるべきかを決めなければいけません。もちろん、応募者の経歴、モリさんが担当している求人にマッチするかどうかは重要ですが、それと合わせて社会人としてのマナーが身に付いているかは大きな判断材料になるようです。

 人材エージェトに会ったときの態度は、紹介した企業先でもほぼ再現されます。マナーが身に付いている人は安心して紹介しやすいのです。

年齢に関係なくマナーは重要

 若くてもマナーは重要です。20代の中途採用選考の場合、今後の成長に期待する、いわゆるポテンシャル採用の意味合いが強くなります。それまでの経験やスキルが少ない分、マナーの評価が大きくなります。初めてエージェントに会ったときもあいさつや名刺交換ができないと、それ以外に評価できるところはないのではという印象を与えてしまいます。