ネット上には、様々な転職サイトがあります。転職に少しでも興味があるなら、あれこれ悩む前に求人を検索してみるとよいでしょう。どんな求人が世の中にあるのか、手軽に把握できます。すぐに転職する気はなくても、「自分の能力は市場でどの程度のものか」「今後、どんなスキルが求められていくのか」を知ることができます。

 今回は、転職サイトで求人検索をするときのノウハウを紹介します。

強いこだわりがなければ、勤務地は入力しない

 求人検索ページを開くと、職種や業種、希望年収などの条件の入力を求められます。ここで、遠慮は一切不要です。転職というのは、自分の異動辞令を自分で発令するようなもの。希望はどんどん入力していきましょう。

条件を指定して求人を検索
(出所:日経HRが運営する「日経TECHキャリア」のWebサイト)
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 ただし勤務地については、よほどのこだわりがない限り希望を入力せずに検索してみてください。思いもよらぬ魅力的な求人に出合える可能性が広がります。日本では住居移転を伴う転職が意外に敬遠されるため、「国内・海外のどこでも働ける」というのはそれだけで他の応募者との差異化ポイントになるかもしれません。

 家族と離れて単身赴任をするのは嫌だと思う人も多いでしょうが、この時点でそうしたモヤモヤに悩んでも仕方ありません。まずは、様々な場所を選択肢に入れてみましょう。

 筆者の経験から言えば、掘り出し物が見つかりやすいのは海外です。これからのキャリア形成を考えても、海外勤務ができるチャンスがあるならチャレンジしない手はありません。「海外勤務希望」はキャリアアップの意識や上昇志向の表れと受け取られ、面接で高評価につながるケースもあります。筆者は転職相談に乗る際、積極的に海外を勧めています。

スキルや経験には優先順位をつける

 求人検索では、自分が持っているスキルや経験を入力する場面もあります。項目がずらっと並んでいて、自分に当てはまるものをチェックしてくださいというサイトもあります。該当するものには片っ端からチェックを付けたくなりますが、自分の中で優先順位をつけておきましょう。

自分のスキルを入力する
(出所:日経HRが運営する「日経TECHキャリア」のWebサイト)
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