高根の花だと思っていた有名企業に、あっけないほど簡単に転職が決まるケースがあります。狙い目は、その会社がカオス状態のとき。さまざまな事情で社内が混沌(こんとん)としている時期は、求人要件や選考方法があいまいになることがあります。人手が足りず、採用意欲が旺盛になる会社もあります。

 もちろん、こうした会社は入社後にさらに混沌を極め、経営破綻や分社、買収などの状態になる可能性があります。ただ大企業なら、半年から1年ほどは猶予があるでしょう。

 大企業で働いてみたい人は、こうした可能性を頭に入れた上で、カオス企業に応募してみるのも1つの方法です。今回は、ある意味どさくさにまぎれて大企業に転職する際の目の付け所を紹介します。

不祥事が起こったばかりの企業を探す

 まず、不祥事を起こした会社です。企業の不祥事は最近も相次いでいますが、一般的には転職先として魅力が下がります。特に現職とは異なる業界の場合、不祥事があったばかりの企業をわざわざ選ぶことは少ないでしょう。

 ただし実際にそうした企業を調べてみると、不祥事を起こした製品の売上げは全体のごく一部で、経営状態にはほとんど影響がないケースは少なくありません。国内事業への影響はあっても、海外には全く影響がない場合もあります。

 不祥事を何度も繰り返す企業もありますが、だからこそ社外から正しい知識や経験を持った人材を集めようとします。それに合うスキルを持っていれば、スムーズに内定が出る可能性があります。