転職活動は、周囲に内緒で進めたいもの。しかし在職中に転職活動をしていると、思わぬところで転職活動がばれてしまうことがあります。

 どんなときにばれてしまいがちなのか、ばれないようにするにはどうしたらよいか。今回はそれを見ていきましょう。

いつもと服装が違ってきた

 まず、服装です。IT企業など、通常はカジュアルな服装で勤務する会社ではよくある話です。普段はポロシャツとチノパンで勤務する人が、イベントでの登壇など転職とは関係なくスーツを着て出社するだけで、「今日は面接ですか?」と疑われてしまいます。

 こうした会社で頻繁にスーツを着るようになると、転職活動中であることが明らかに分かってしまいます。これを避けたいなら、カジュアルな服装で勤務し、面接に向かう前に着替えるとよいでしょう。

 この場合、スーツやワイシャツ、ネクタイ、革靴、革ベルト、黒靴下、整髪用ジェルなど、結構な大荷物になります。現在の勤務先の近くや、応募する会社の近くのコインロッカーに一式を預けておく方が、落ち着いて転職活動ができるでしょう。忘れ物にも要注意。1つでも忘れると、スーツにスニーカー、ダークスーツにカジュアルベルトなど、目も当てられない格好で面接に臨む羽目になってしまいます。

 普段スーツで勤務している人も、ちょっとしたことから異変に気づかれます。例えば、7~8月の暑い時期は毎年ノーネクタイなのに、急にネクタイを着けて勤務するようになった、といった場合です。

 初めての転職活動で面接に向けて準備をしているときなど、知らず知らずのうちに勤務時間中から転職モードになってしまいます。このちょっとした違いについて、本人は意識していなくても周囲は意外と気がつくものです。

 特に普段無頓着な人ほど、気づかれがちです。急に髪形が整ってきたり、ひげをはやしていた人が急にそってきたりすると、「何かあるのかな」と勘ぐられます。

外出と称して面接に行く

 日中の行動で気づかれるケースもあります。営業職などでは、外出と称して面接に行く人もいますが、こうしたウソはばれてしまいがちです。さらに、面接でもなかなか良い結果を出せません。

 その理由は、面接時間が延びる場合があるからです。予定していたよりも面接の質疑応答が長くなったり、面接官の都合で開始時間が遅れたりします。面接の後に現職の予定が入っていたりすると、面接に集中できなくなってしまいます。