長いゴールデンウイークが終わりました。ゴールデンウイーク明けは、転職活動を始める人が増える時期の1つです。6~7月のボーナスをもらった後に転職しようとすれば、5月早々に活動を始める必要があるためです。

 求人に応募して書類選考を通過したら、待っているのは面接です。面接のノウハウはこれまでも何度か取り上げてきましたが、今回は実際に筆者が遭遇したトンデモ面接のエピソードを紹介しましょう。

趣味のジャグリングを履歴書に記入

 それは、筆者が40歳のころ。景気が悪い時期で、ある企業の人事部長として早期退職制度を推進していました。それが一段落すると同時に、自分も会社を去ろうという気持ちが強まり、転職活動に臨んでいました。

 応募したのは沖縄の求人です。暖かい沖縄で働くことを夢見ていましたし、地方ですから競争率も低いだろうと考えていました。内定をもらうつもりで応募し、面接に呼ばれました。

 すると面接当日の朝、人材エージェントから「手書きの履歴書を持参するように」と連絡がありました。過去にこの連載で触れた通り、筆者はできるだけ不利にならないように必要事項のみの履歴書をパソコンで作成して提出していました。しかしこのときは、直前に手書きの履歴書を求められたのです。そこでコンビニエンスストアで履歴書を購入し、カフェで作成しました。

 お約束通り、その履歴書には「得意な学科」「趣味・特技」欄がありました。当時、趣味でジャグリングを楽しんでいた私は、趣味・特技の欄に「ジャグリング(大道芸)」と記入しました。空欄はまずいだろうと思い、深く考えずに書きました。

 面接で一通り話が終わった後、面接官から「特技がジャグリングなんですね?」と質問がありました。40歳の応募者に、まさか面接で得意な学科や特技について質問されるとは思っていなかった筆者。突然のことに「ええ」としか答えられませんでした。