ヘッドハンティング、人材業界でいえば「サーチ」される人材になるにはどうしたらよいか。前回、とにかく昇格することをお勧めしましたが、それ以外にもいくつか有効な方法があります。今回は、いわゆるヘッドハンターの目にとまる3つの方法を紹介します。

 1つ目は、自分の名前や顔を露出させることです。テレビなどのメディアに出ることがすべてではありません。例えば、自分が働いている業界のカンファレンスや展示会で、何らかのテーマで登壇する機会を作ってはいかがでしょう。

会社を代表して話した、という実績を作る

 展示会の講演には、他の企業の成功事例や取り組みに関する情報収集を目的に、多くの人が訪れます。そうした場で発表することで、あなたは「その取り組みの成功者」であるという見られ方をします。

 あなたの所属部門が社内で存在感が薄かったり、実際にはその事例が大成功を収めているわけではなかったりしても、よいのです。あなたが、会社を代表して発表していることは事実です。

 展示会の規模が小さかったとしても、講演した事実は残ります。大事なのは、あるテーマについて会社を代表して話をした、ということです。氏名や会社名、所属部門は展示会のパンフレットやWebサイトなどに記録され、世に出ます。これが、一つの実績になることは間違いないでしょう。

 講演後の名刺交換などを通じて人脈も広がります。有名人でもなければ名刺交換の行列ができることはないでしょうが、何人かとは挨拶をするでしょう。1枚1枚の名刺が、自分の仕事の幅や可能性を広げると考えてみてはいかがでしょうか。

採用ページに登場して「模範」となる

 次は、自社のWebへの掲載です。最もイメージしやすいのは、採用ページです。

 学生の興味を引くために、多くの企業が先輩の人物像や働き方をWebページで公開しています。実際に、こうした情報が新卒採用に有益だという調査結果もあります。

 そのページに登場するということは、模範的な社員であることを意味します。社外からアプローチされる可能性も高まります。