ホンダが2018年7月13日に発売する新型の商用軽自動車の「N-VAN」は、同社の軽ワゴン「N-BOX」のエンジンを商用車向けに改良した(図1)。

図1 新型の商用軽自動車「N-VAN」
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 最も大きな改良点は、自然吸気(NA)エンジンの吸気側に「VTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)」を搭載しなかったことである。N-BOXのエンジンは吸気側にVTECを搭載していた。

 ホンダの可変バルブ技術であるVTECは、吸気効率の良いバルブの開閉タイミングとリフト量を、エンジンの回転速度に応じて制御するもの。回転速度が低いときはバルブを少ない時間で小さく開け、回転速度が高いときはバルブを長い時間で大きく開ける。これにより、エンジンの回転速度が4500prm以上の領域における高出力を実現する。

 新型車のエンジンはVTECを使わないため、高回転域での吸気効率が悪くなり、出力が下がりがちになる。実際に新型車の最高出力は39kWにとどまり、N-BOXのエンジン(43kW)より低い。

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