ホンダは2018年7月12日、新型の商用軽自動車(軽バン)「N-VAN」を7月13日に発売すると発表した。同社の「Nシリーズ」の4車種目となる車両で、2018年2月に生産を終了した商用軽自動車「アクティ バン」や「バモス」の後継車になる。

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 新型車は軽ワゴン「N-BOX」のプラットフォームを改良して適用し、作業の効率化や広い荷室空間を実現した。荷物の積み下ろしをしやすくするため、助手席側のセンターピラーを無くして広い開口部を設けた。

 また、後席に加えて助手席を畳めるようにした。運転席以外の車内空間を、全て荷室として使える。最大積載量は350kgであり、ビールケースなら40個、段ボール箱なら71箱を積める。

 パワートレーンでは、自然吸気(NA)エンジンとターボエンジンを用意。変速機はCVT(無段変速機)、あるいは6速MT(手動変速機)を組み合わせる。

 エンジンとCVTはN-BOXのものを改良し、低燃費やスムーズな加速などを実現した。CVTを組み合わせたNAエンジンのJC08モード燃費は23.8km/L。軽バンでトップクラスの低燃費を実現した。また、6速MTは軽スポーツカー「S660」のものを改良し、発進時の加速性や巡航走行時の静粛性を高めた。

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 予防安全の面では、先進運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING」を標準搭載した。N-BOXと同じシステムで、自動ブレーキや車線維持支援、先行車追従(ACC)、誤発進抑制(前方と後方)、オートハイビームなどの10機能を提供する(CVT搭載車の場合)。6速MT搭載車の場合は、ACCや車線維持支援などを除く6機能の提供となる。

 価格(消費税込み)は126万7920~179万9280円。N-BOXなどと同じ鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)で生産する。仕事だけでなくレジャーでも使えることを訴求し、月間3000台以上の販売を目指す。