完全自動運転の電気自動車(EV)トラックを2030年までに量産する――。こうした技術開発ロードマップを公表したのが、スウェーデン・ボルボ(Volvo)の傘下にあるUDトラックスだ。同社シニア バイスプレジデントで開発部門統括責任者を務めるダグラス・ナカノ(Douglas Nakano)氏に話を聞いた。

(聞き手は窪野 薫=日経 xTECH、久米 秀尚=日経 xTECH/日経Automotive)

UDトラックスのダグラス・ナカノ(Douglas Nakano)氏
1995年よりVolvoグループに在籍。大型エンジン(HD13)や中型エンジン(MDE)の開発を主導してきた。2016年にUDトラックス・テクノロジーのシニア バイスプレジデントに就任。開発部門の統括責任者として現在に至る。
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2030年までの開発のロードマップを2018年4月に発表した。自動運転やEVといった次世代技術のテーマは競合メーカーもこぞって取り組んでいる。勝ち目はあるのか。

 トラックの次世代技術に関しては、市場において進展があらゆるところで起こっており、多くの参画者がいる。UDトラックスのような既存のトラックメーカーだけではなく、新しいプレーヤーの存在も目立つ。ソフトウエア企業や(米グーグルのような)サービスの会社も参入してきているのが現状だ。

 VolvoグループのUDトラックスとしては、ユーザーが必要とするそれぞれの場面や用途に応じて、必要なレベルの自動化を達成したいと考えている。2030年までの進捗についてだが、当社の想定では、(運転の主導権が常に運転者にある)レベル2の自動運転の実用化はすぐにやってくる。

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