前回から続く)

 2万円台と“超低価格”の中国製ロボット掃除機が搭載する自動運転技術の実力はいかなるものか。これまで2回にわたり、地図作成の検証結果を紹介してきた(オフィス編集合住宅編)。実機実験の最後は、掃除性能の調査結果を報告する。実験は、地図作成の検証で使用した集合住宅で行った。

 掃除性能を調べるために、様々な種類のゴミを居間のフローリングの床にまき、どれくらい掃除してくれるかを見てみた。ゴミとして使用したのは、砂糖、塩、こしょう、米粒、クッキーのかけら、シリアルのかけら、コーヒー豆、キャットフード、はけの毛である(図1)。居間の一部を縦2m×横2mくらいの領域に区切り、その中にゴミをまいて、ロボット掃除機を1台ずつ走らせた。

図1 居間のフローリングの床にまいた、様々な種類のゴミ
砂糖、塩、こしょう、米粒、クッキーのかけら、シリアルのかけら、コーヒー豆、キャットフード、はけの毛を床にまいた。
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 実験に使用したのは、これまで紹介してきた、エコバックス・ロボティクス(ECOVACS ROBOTICS)の売れ筋製品「DEEBOT DE35」(以下、DE35)とその上位機種に当たる「DEEBOT 9」シリーズの「DR95」、そして小米(シャオミ、Xiaomi)の「米家掃地机器人」の3機種(図2)。DE35と米家掃地机器人はいずれも日本円で約2万8900円。DR95は約3万4000円である。

 果たして、ロボット掃除機は床のゴミをきちんと掃除してくれるのか?

図2 実験に使用した3台の中国製ロボット掃除機
左から順に、小米のロボット掃除機、エコバックスの「DE35」、DE35の上位機種の同「DR95」。いずれも自動運転技術を搭載しながら、3万円前後の手頃な価格を実現している。
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