「大工は頭が良くないと務まらない。その基準で採用したら結果的にほとんどが大卒になった」。そう語るのは、平成建設(静岡県沼津市)の秋元久雄社長だ〔写真1〕。

〔写真1〕全国規模で募集すれば大卒大工を採用できる
平成建設の秋元久雄社長。約20年前から大卒大工の採用に力を入れてきた。この春は、29人の社員大工が入社した(写真:日経ホームビルダー)
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 写真2は、同社が過去3年間に採用した58人の社員大工の一覧表だ。東京大学や京都大学など難関大学の出身者も多い。58人の内訳は大卒が32人、大学院修了者が20人、専門学校・高校卒が6人だ。この春も29人の社員大工が入社した〔写真2〕。

〔写真2〕大卒と院卒で9割を占める
過去3年間で58人の社員大工が入社した。その内訳は大卒が約55%、大学院卒が約35%、専門学校・高卒が約10%だ(写真:日経ホームビルダー)
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 住宅業界は超売り手市場で、新卒社員の確保が難しくなっている。そんななか、同社が大量に大卒の社員大工を採用できているのは驚異的だ。

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