外付けストレージを利用してファイルを保存する

 次に、ストレージの容量が少ないという不満を解消する方法を見ていこう。

 PCに保存するファイルが増えれば増えるほど、ストレージの残り容量は減る。残り容量が極端に少なくなると、PCが不安定になり、トラブルが起こる原因にもなる。

 まずは、使っていないファイルを地道に消去していこう。ドキュメントフォルダーを確認して、不要なファイルをごみ箱に入れて消去していく。さらに設定アプリから、使っていないアプリをアンインストールする。

 PCを長く利用していると、ログファイルや一時ファイルなどの「ゴミファイル」が溜まってくる。Windows 10の設定アプリにある「システム」の「ストレージ」で、「今すぐ空き領域を増やす」をクリックし、そうしたゴミファイルの掃除をしよう。

「設定」アプリにあるストレージ関連の設定画面
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前の写真の画面で「今すぐ空き容量を増やす」を選ぶと、Windows Update後に不要になったファイルなどを削除できる
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 それでも空き容量が不足している場合は、外付けのストレージを追加して、ファイルを移動するのが手っ取り早い不満解消策だ。例えば、USB接続の外付けHDDをPCにつなぎ、エクスプローラでファイルを移動するだけでよい。

アイ・オー・データ機器の外付けHDD「HDCZ-UTシリーズ」
(出所:アイ・オー・データ機器)
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 外付けHDDは、売れ筋モデルである3TBの実勢価格が1万2000円前後と言ったところだ。こうした大容量の外付けHDDは、比較的サイズが大きめで、電源ケーブルを使う必要がある。持ち歩きには向かないので、オフィスで利用するデスクトップPCや大きめのノートPCと組み合わせて使おう。

 同様の用途で使えるストレージとしては、NAS(Network Attached Storage)も便利だ。NASは、簡単に言えばネットワークに接続する外付けHDDのようなもので、ネットワーク内のPCから自由にアクセスできる。

台湾シノロジー(Synology)のNAS「DiskStation DS218j」。ユーザーがHDDを購入して組み込むタイプのNASだ
(出所:台湾シノロジー)
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 一般的な外付けHDDは、USBケーブルで接続したPCでないとファイルの読み書きができない。しかしNASなら、ネットワークに接続した全てのPCからファイルを読み書きできるので、小規模オフィスなど複数のPCを利用している環境で便利だ。

 USBメモリーやモバイル型の外付けHDDは、外出先で利用する機会が多いユーザーにお薦めだ。比較的小型で軽量、しかも電源ケーブルを接続せずに、PCのUSBポート経由で給電された電力のみで動作する。

非常に小さく、USBポートに挿しっぱなしにできるサンディスクのUSBメモリー「クルーザーフィットUSBフラッシュメモリー」
(出所:サンディスク)
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