「最近購入したモバイルノートPCに比べると、職場のPCの起動や応答速度が非常に遅く感じる」という不満を持っている人がいるかもしれない。原因の1つとして考えられるのは、モバイルノートPCにシステムドライブとしてHDD(Hard Disk Drive)より高速なSSD(Solid State Drive)というストレージデバイスが組み込まれていることだ。

 アンケートの自由記入回答欄でも「特に起動時、HDDアクセスで処理全体の応答が遅い」といった不満を述べる記述は目立っている。「HDDでは起動や動作全般が遅いので個人負担でSSDに変えている」など、既に不満解消策を実行に移したという意見も見られた。ただしSSDもいいことばかりではない。HDDより高価であるため、総じて容量が少なめなのだ。「色々なソフトをインストールしていったので、使用後1年を過ぎたあたりからSSDの容量が不足してきた。SSDを512GBから1TBに変えたい」といった自由記入回答もあった。

システムストレージをSSDに変更することで、PCは大幅に高速化できる
(撮影:竹内 亮介)
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 PCを使い続けていくとストレージの残り容量が徐々に少なくなっていくことも、不満の種になり得る。放置するとさらに使いにくく、動作も鈍くなっていく。残り容量次第では、OSやアプリケーションのアップデートに支障が出る恐れもある。

 PCの不満を聞くアンケートでは、デスクトップPC利用者でストレージ容量が不満(「やや不満」と「とても不満」の合計)としている割合は、約14.9%。これがノートPCになると、不満とする割合は22.8%となる。いずれの場合も満足(「やや満足」と「とても満足」の合計)とするユーザーも多数いるものの、ざっと5人に1人はストレージ容量に不満を持っていることになる。

ストレージ容量に不満を感じている割合(日経 xTECHが実施したアンケートから)
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 そこで今回は、こうしたストレージに関するトラブルや不満を解消するためのテクニックをいくつか紹介する。