PCに対する満足度を聞く独自調査では、画面のきめ細かさ、つまり解像度に不満を持つユーザーが多かった(「とても不満」と「やや不満」の合計。以下同じ)。デスクトップPCは14.4%、ノートPCは20.7%である。さらに画面サイズ(大きさ)に不満を持つユーザーは、デスクトップPCが12.9%、ノートPCは23.2%だった。ノートPCユーザーは、5人に1人程度が画面の解像度や大きさに不満を持っているという状況がうかがえる。

PC画面への不満(日経 xTECHが実施したユーザーアンケートから)
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 ノートPCの解像度に関しては、低いために表示できる情報量が少ない点を不満に思うユーザーは当然いるだろう。アンケートの自由記入欄では「15.6型ノートだが、解像度が1366×768のため画面が狭く感じる」などの意見が見られた。

 ただし解像度は必ずしも低いことが不満であるとは限らない。高すぎて不満に思う人もいるはずだ。最近は12~13型のモバイルノートPCでも、フルHDかそれ以上の高精細な液晶パネルを搭載することが多くなった。そうしたモデルでは文字やアイコンが小さく表示されがちで、ちょっと使いにくい。古いアプリケーションをよく使う場合にも、ボタンやアイコンが小さく表示されて使いにくくなることがある。

 画面サイズに関しては、例えば小さいと不満の原因になり得る。アンケートの自由記入欄では「外出時にノートPCだけで作業しているとき、ディスプレイの小ささに作業効率の悪さを感じる」という意見が出ていた。デスクトップPCでは大きな画面で作業していたとしたらなおさらだろう。

 そこで今回は、解決策の候補として「表示スケールの設定調整」「マルチディスプレイ環境の構築」「モバイルディスプレイの導入」の3点を説明する。