ノートPCではバッテリー駆動時間への不満が目立つ

 不満とする割合が多かった2番目以降は、デスクトップPCとノートPCで異なる。

 デスクトップPCで不満と答えた割合が2番目に多かったのは「有線LAN、無線LANの速さ」で30.7%。デスクトップPCは安定して通信できる有線LAN端子があるのが普通で、その点でノートPCよりは不満に感じる割合は低いだろうと編集部では予想していたが、ノートPCでこの項目を不満とした割合は22.8%どまりだった。このような結果が出た要因は不明だが、デスクトップPCは有線LANが100Mbpsのファストイーサネット対応のものを使っている人が多く、ノートPCは高速なIEEE 802.11ac対応のものを使っている人が多いといったことがあったのかもしれない。

 デスクトップPC利用者から3番目に多く不満とする回答が出ていたのはケーブルの取り回しのしやすさで29.2%。自由記入欄ではあまり目立たなかったが、「USB端子が前面に4つあり、一般的には多い方と思っているが、色々とつなぐ使い方をするので前面が足りなくなる。背面は机の奥なので、延長ケーブルを回してきているためすっきりしない」といった回答もあった。ノートPCでは25.8%で、大差というわけでもなかった。

 ノートPC利用者が不満とした割合が2番目に多かったのは、バッテリー駆動時間で36%。満足(「とても満足」と「やや満足」の合計。以下同じ)と回答した29.4%を上回った。これはデスクトップPCにはない不満点だが、前述の自由記入欄でもバッテリー関連は「稼働時間が短い。会議の最後までもたないことが多く、コンセントのない場所での使い勝手に不満を感じる」など、不満を訴える記入が結構見られた。3番目は大きさ・重さに関するもので31.6%。近年は13型画面で700g台といった製品が登場しており、軽量化は今も進んでいる。満足していると答えた割合は35.5%とより大きく、ユーザーのニーズへの対応が着々と進んでいることがうかがえる。

 実は不満と答えた割合が過半数だった項目はデスクトップPC、ノートPCともにゼロだった。一方で、満足という回答が過半数に達するものはある。デスクトップPC利用者が満足と答えた割合が最も多かったのは画面の大きさで、ほぼ6割(59.9%)になる。性能、ストレージ容量、画面の解像度と大きさも、満足とした答えが過半数に達している。ノートPC利用者で、満足とした割合が最多だったのは性能。48.2%と半数近くに達した。

調査各項目の不満と満足の割合の差(デスクトップPC)
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調査各項目の不満と満足の割合の差(ノートPC)
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