パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ(AIS)社は2018年7月2日、今後の事業戦略を報道機関向けに説明した。登壇した社長の伊藤好生氏は、「2021年度に自動車部品メーカーでトップ10入り」の目標について「(達成は)難しくない」と自信を見せた(写真図1)。2021年度の売上高を2017年度の1兆7000億円から2兆5000億円に引き上げる。

パナソニックAIS社社長の伊藤好生氏
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図1 2021年度に自動車部品メーカーでトップ10へ
(出所:パナソニック)
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 売り上げ拡大でカギとなるのは電池事業だ。「(既存のトップ10企業などのティア1は)電池事業を持っていない。(自動車部品市場全体は安定成長が見込まれるのに対して、パナソニックが強みとする)電池事業はおそらくステップチェンジ(階段状に急成長)する」。電池を主力とするAIS社の「エナジー事業」の売上高を2017年度の5625億円から2021年度に2.5倍の1兆4000億円前後へと急増させる(図2)。同じ期間に、ADAS(先進運転支援システム)関連や充電器などの「オートモーティブ事業」が10数%、車載パワーコントロールユニットや電子部品など「インダストリアル事業」が30%前後の成長を見込む中、電池事業の伸長ぶりが際立っている。

図2 2021年度にエナジー事業は2017年度の2.5倍に
(出所:パナソニック)
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