Excelの関数の中には、セルに入力した文字列から、指定した文字を取り出せるものがある。こうした文字列を対象とした関数を文字列操作関数と呼ぶ。ここではその一つであるLEFT関数をまず取り上げたい。

左端の文字列を抜き出す

「姓」「名」の列があって、それぞれにローマ字で姓名が入力してある表がある。文字列の左端から指定された数の文字を返すLEFT関数を用いて、この表からイニシャルを作ってみる。

LEFT関数 文字列関数
=LEFT(文字列, [文字数])
文字列の左端から指定された数の文字を返す。 (1)文字列 取り出す文字を含む文字列を指定する。 (2)文字数 省略可能。取り出す文字数を指定する。省略したら「1」となる。

 まず、C列からE列に「文字1」「文字2」「イニシャル」と取った。続いて「文字1」のC2をクリックして、「=LEFT(」と入力してB2をクリックする。さらに「)」と入力して[Enter]キーを押す。引数「文字数」は省略したので、B2の左端の1文字である「K」を取り出せた。

LEFT関数を使って文字を取り出した。引数「文字数」は省略したので、左端から1文字だけが返る
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 同じくD2は「=LEFT(A2)」とする。これでA2の左端文字「Y」を取り出せた。次にE2に「=C2&D2」と入力する。E2には「KY」と「Yamaguchi Kaori」さんのイニシャルが返った。あとは、C2からE2を選択してE7までオートフィルすればよい。

D2は「=LEFT(A2)」、E2は「=C2&D2」として、C2:E2を7行目までオートフィル。イニシャルを作れた
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 この例ではC列とD列に中間セルを設けたが、中間セルなしでイニシャルを取り出すこともできる。この場合、「=LEFT(B2)&LEFT(A2)」とすればよい。ただ、初心者の場合、一発で数式を書くのではなく、中間セルを設けて段階を踏むほうが間違いは少なくなる。

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