Excelのシートが数字の羅列だと何を表現しているのかを理解するのに時間がかかる。そこで「データバー」の登場となる。こちらはデータを簡易グラフのごとくビジュアル化し、目で見て傾向が分かるようにできる機能だ。

「クイック分析」から一発で

 下図は各担当者の名前と売上実績を示したものだ。これにデータバーを付ける場合、まず、B2:B8を選択する。すると選択範囲の右下に「クイック分析」ボタンが現れるので、これをクリックし、さらに「データバー」をクリックする。セル幅が小さいとかえって見づらくなるので、あらかじめセル幅を十分にとっておく。

範囲を選択し「クイック分析」ボタンから「データバー」をクリックする。データがビジュアル表示になる
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 ただ、「クイック分析」ボタンの「データバー」は濃いブルーが初期設定になっており、文字が見にくくなるきらいがある。よりソフトな色調を適用してみよう。

 再びB2:B8を選択したら、「ホーム」タブ→「条件付き書式」→「データバー」とたどり、今回は見出しの色とも親和性の高い「緑のデータバー」を選択した。グラデーションが効いているので、これだと先に比べて数字も随分読みやすくなる。

「条件付き書式」の「データバー」から「塗りつぶし(グラデーション)」の「緑のデータバー」を選ぶ
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データバーを際立たせるあの手この手

 ただし、数字がデータバーに重なっていてやはり見づらいと感じたら、次の設定を行う。まず、セル幅をさらに大きめに取り、「条件付き書式」から「ルールの管理」を選び、さらに「ルールの編集」をクリックして「書式ルールの編集」ダイアログを開く。「最大値」の「種類」から「数値」を選び、「値」には「180000」と入力する。

「条件付き書式」→「ルールの管理」→「書式ルールの編集」で、「最大値」の「種類」を「数値」、「値」を「180000」にする
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 入力する適切な値は、対象範囲にしているデータの最大値やセル幅によって異なる。これはデータの値が「180000」の場合にデータバーがフル表示になるという意味だ。「OK」を押すと、「条件付き書式ルールの管理」ダイアログに戻るので、「OK」をクリックする。見た目がかなりグラフに近くなった。

値がデータバーの外側に表示され、グラフに近い感じになった
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