Excelのテーブル機能は、見栄えの良い表を一発で作成できる優れものである。しかし、ちょっとしたトラブルからこの便利な機能を「使えない」と判断している人がいるかもしれない。だとしたら、「Excelで時短」を図る上で非常にもったいない。

瞬時に美しい表が完成する

 テーブルはあらかじめ設定されているスタイルを、ボタン一発で表に適用する機能だ。手早く見栄えの良い表を作るなら、テーブル機能を使用するのが最善の策だろう。

 論より証拠、実際に見てみよう。まず、何も書式設定をしていない素のままの表を用意する。次に表内のいずれかのセルを選択して、「ホーム」タブの「テーブルとして書式設定」ボタンをクリックする。

 すると見栄えの良いスタイルが一覧になる。気に入ったスタイルを選択したら、ダイアログボックスが現れるので、テーブルにしたい範囲が適切であること、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックが入っていることを確認して「OK」ボタンを押す。すると一発で見栄えの良い表が出来上がる。

テーブル作成の基本
「テーブルとして書式設定」から好みのテーブルを選択すると、一発でそのスタイルを適用できる
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 では、テーブルを選択している状態で、再度「テーブルとして書式設定」ボタンをクリックして、一覧の上にマウスを移動してみよう。テーブルのスタイルが、移動した先のものに変化する。このように、最初に設定したスタイルが気に入らなければ、あとから別のスタイルに柔軟に置き換えられる。

スタイルを適用できない理由

 ところが、テーブルが持つスタイルを表にうまく適用できないことがある。これは、あらかじめ書式が設定してある表で起こる現象だ。

 例えば、下図のように、見出しの背景色や文字色が設定してあり、罫線を引いた表があるとしよう。Excelではよく見る表だ。

 この表に先の要領で、テーブルのスタイルを適用する。縞模様は付くものの、見出しのスタイルや罫線は元のままになっていて、テーブルのスタイルを適用できない。これは、テーブル機能があらかじめ設定されているスタイルを維持する仕様になっているため生じる現象だ。

テーブルのスタイルをうまく適用できないことがある
あらかじめ書式が設定されている表にテーブルのスタイルを適用した。しかし、うまくスタイルを適用できない
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