数学の「集合」にはベン図がつきものだ。このベン図をExcelの図形機能で描こうと苦心した人は多いに違いない。これにはちょっとしたコツがいる。

 まず、「挿入」タブの「図」ボタンから「図形」をたどり「楕円」を選ぶ。次に[Shift]キーを押しながらシート上をドラッグすると、正円の図形を描けた。[Shift]キーを押しながらの図形作成は正円や正方形を描く際に利用する。

 続いて、いま作成した図形を[Ctrl]+[Shift]キーを押しながら右側にドラッグする。すると最初の円の水平位置に、同じサイズの円を複製できた。[Ctrl]キーは複製、[Shift]キーは水平位置や垂直位置に図形を配置する際に利用する。

[Shift]キーを押しながらシート上をドラッグして、適当な大きさの正円を作成する。続いて[Ctrl]+[Shift]キーを押しながら作成した円を右側にドラッグして複製を作る
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ポイントは「透過性」にあり

 出来上がった2つの円を見ると、複製した側が元の円にかぶさっていて、ベン図からはほど遠い状況だ。次の方法でベン図らしくしよう。

 まず、2つの円を選択して、「描画ツール 書式」タブから「図形の塗りつぶし」をたどり、「塗りつぶしの色」を選択する。「色の設定」ダイアログの「透過性」のスライダーを右側にドラッグして、数値が「70%」になるように設定する。「OK」ボタンを押そう。はい、隠れていた枠線が表面に出て、左右の円が重なる中央部の色が濃くなり、ベン図らしくなった。このようにベン図の作成は「透過性」の調整がポイントになる。

「図形の塗りつぶしに」にある「塗りつぶしの色」で「色の設定」ダイアログを開き「透過性」を調整する
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これで2つの円が重なる中央部の色が濃くなりベン図らしくなった
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