40点未満は不合格、41~59点は再試験、60点以上は合格というように、得点でランク分けしたいケースはよくある。VLOOKUP関数はこうした用途にも柔軟に対応できる。一例を示そう。

VLOOKUP関数でランクを判定

 下図はSNS利用者の人気度を「いいね数」でランク分けするところだ。A1:B6はランク分けに使う基準表になっている。

ここで示したようなランク分けの基準表を用いると、VLOOKUP関数を使うことで「いいね数」から簡単に「人気度」を表引きできる。基準表の「いいね数」は昇順で並んでいること
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 ランク分けの基準表は次のように見る。まず、「0」以上(0~9)ならば、人気度は最低ランクの「う~ん」で、それが「10」以上(10~29)になると「がんばれ」、さらに「30」以上(30~99)になると「まあまあ」、「100」以上(100~299)だと「人気」、そして「300」以上になると最高ランクの「大人気」になる。ここで使った「以上」という表現は厳密な意味では用いていない。しかし、ニュアンスは理解してもらえると思う。

 この表のポイントはA列の値が昇順になっている点だ。そしてこれと同様の基準表を作成しておくと、VLOOKUP関数の利用により、特定の「いいね数」から簡単に「人気度」を表引きできる。

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])
引数「範囲」の最初の列を検索し、検索値に合致する項目が見つかったら、その項目がある同じ行の任意のセルから値を返す。
(1)検索値 表または範囲の左端の列で検索する値を指定する。
(2)範囲 表や範囲を指定する。①検索値はこの表の左端の列を検索する。よって、検索値のある列を左端に設定しておく。
(3)列番号 目的のデータが入力されている列を、②範囲の左端から数えた列数で指定する。
(4)検索の型 省略可能。①検索値と完全に一致する値だけを検索する場合は「FALSE」、その近似値を含めて検索する場合は「TRUE」を指定する。

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