プランテック総合計画事務所は、国内外に計10カ所の拠点を持ち、拠点間で連携しながらプロジェクトを進めている。拠点間の協働に一役買っているのがTV会議システムだ。打ち合わせのための移動時間を大幅に削減することを可能にした。このほか社内に設けたカフェは、グループ会社間の交流を促し、受注に貢献している。

 プランテック総合計画事務所は、2017年3月にオフィスを拡張し、「プランテックカフェ」を設けた〔写真1〕。朝食やコーヒーは無料、ランチは格安で提供する。カフェをつくった目的は、外食や買い物に出なくても済むようにすることと、グループ会社の垣根を越えた交流を増やすことだ。

〔写真1〕交流を生む社内カフェ
プランテックグループのオフィスに併設したカフェ。運用を外注せず、グループ会社でホテル事業を手掛けるファーストキャビンの飲食部門のスタッフが担当している(写真:小林 浩志)
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カフェのカウンター(写真:日経アーキテクチュア)
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 朝食を無料提供するようになってから、午前の比較的早い時間に皆が仕事を開始できるようになった。朝早く来るために早く仕事を終わらせようと努力する。生活習慣が改善され、集中力と作業効率が上がったようだ。「カフェだけの効果ではないが、前期は創業34年間での最高受注額を達成した」と、来海(きまち)忠男代表取締役社長はカフェ設置の効果を語る。

 コンペの勝率も上がってきている。得意とする研究開発分野での仕事も幅が広がっており、以前に比べて多種多様な受注が増えている。

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