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 最近の家電の見本市でにぎわいを見せている分野の1つがフードテックだ。2019年1月8日から1月11日にかけて開催された米ラスベガスで世界最大級のIT・家電見本市「CES 2019」の会場では、「スマートホーム」が1カテゴリーとして大々的に扱われる一方、「スマートキッチン」や「フードテック」という展示カテゴリーはなかった。それでも、キッチンのスマート化に関する展示は決して少なくはなかった。

 最近のCESはオートモーティブ・テクノロジーの大々的な発表も多く、今回は8Kテレビや画面を収納できる4Kテレビ、画面が折れ曲がるタブレット端末なども注目された。AI(人工知能)、ドローン、ロボティクス、スマートハウスなどさまざまなテクノロジーに関する発表や展示が行われたが、本コラムではその中でも最近少しずつ関心度が高まっている「スマートキッチン」「フードテック」について注目する。

 今回の展示の方向性は「調理のスマート化」「食のサステナビリティー(持続可能性)」「ロボティクスの導入」など多岐にわたり、可能性の大きさを感じさせるものだった。その中からいくつかピックアップして、2回に分けて紹介する。