これまで5回にわたって米国で大人気の電気調理鍋「Instant Pot」の魅力について考察してきた。Instant Pot編の最終回となる今回は、国内で流通している4つの電気調理鍋とInstant Potを改めて比較してみたい。

 比較対象とする電気調理鍋4モデルそれぞれの特徴は、以下の通りだ。

●愛知ドビー「バーミキュラ ライスポット」(実勢価格7万9800円)
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 鋳物ホーロー鍋に専用のIHヒーターを組み合わせたモデル。鋳物ホーロー鍋は単体で直火やIHクッキングヒーターでも使用可能であり、この4モデルの中では最も「調理道具」に近い使い勝手となっている。炊飯モードと調理モードを搭載しており、調理モードでは低温調理(30℃から95℃まで1℃単位、最長6時間まで)も可能だ。自動調理器機能や予約調理機能(予約炊飯は可能)は搭載していない。

●シャープ「ヘルシオ ホットクック KN-HW24C」(実勢価格4万8800円)
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 本体の内ブタ部分に「まぜ技ユニット」を搭載し、内鍋内の食材を自動的にかき混ぜることが可能な電気調理鍋。130の自動調理メニューを搭載しているが、Wi-Fi経由でインターネットに接続することでメニューを増やすこともできる。内鍋内の食材を素早く温めて保温しながら調理を進めることで、食材の衛生状態を保ちながら最長15時間後までできあがり時刻を遅らせられる予約調理メニュー(内蔵38メニュー)も搭載する。煮込み調理、炒め調理、蒸し調理、低温調理(温度は35~65℃まで1℃単位、65~90℃まで5℃単位、調理時間は1分~1時間が1分単位、1~6時間が1時間単位で設定)ができる。

●象印マホービン「煮込み自慢 EL-MB30」(実勢価格2万7000円)
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 1.2気圧の「一定圧力」調理と、1.2気圧と1気圧の間で加圧・減圧を繰り返す「可変圧力」調理に対応する電気圧力鍋。低温調理(温度は40℃~100℃まで10℃単位、調理時間は2分~13時間で設定)にも対応する。一定圧力、可変圧力、無水調理、温度調理(低温調理)の自動調理メニューを内蔵しており、最長12時間後までの予約調理もできる。

●ティファール「Cook4me Express」(実勢価格3万8800円)
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 1.7気圧の圧力調理のほか、炒め調理、煮込み調理、蒸し調理に対応する電気圧力鍋。Instant Potを含めた5モデルの中で唯一、低温調理に対応していない。液晶ディスプレーを搭載しており、ディスプレーに内蔵レシピ(150メニュー)の材料や手順などを表示しながら調理を進められるのが特徴。予約調理機能は搭載していない。

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