「OK Google、今日の天気は?」――家族のように付き合えるというほどではないものの、“機器と会話”するAIスピーカーのある生活が違和感のない未来として見えてきた。

 一方、普段の生活の中で相変わらず手間がかかって自動化できていないのが「調理」の分野だ。レシピの閲覧方法が、紙(書籍)からWebサービスやスマートフォン(スマホ)になり、タブレット端末の普及、さらにはAIスピーカーの登場によって激変している。ただし、「レシピを見て工程を確認しながら調理する」というプロセスに大きな変化はない。

 こうした状況の中、「毎日の料理そのものを楽しくできるアイデアを生み出そう」と、あるハッカソンが開催された。2018年6月30日と7月14日の2日間にかけて開催された、「毎日の料理を楽しくするスマートキッチン体験をプロトタイピングする~テクノロジーで料理の本質にせまる」と題するワークショップだ。

 開催したのは、システムキッチン大手のLIXILと料理レシピ情報サイト「Cookpad」を運営するクックパッド、会員制のDIY工房「TechShop Tokyo」を運営するテックショップジャパンの3社だ。掲げられたテーマに対して複数のチームがいくつかのソリューションを提案し、それを締め切りまでに作り上げる「ハッカソン」の形態が取られた。

「毎日の料理を楽しくするスマートキッチン体験をプロトタイピングする~テクノロジーで料理の本質にせまる」と題したワークショップ2日目の開会式の模様。会場となった「TechShop Tokyo」は機材が整ったものを作れる環境があり、普段ものづくりをしている会員がいるという点で選んだという(以下、写真:安蔵 靖志)
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