フラットパネル・ディスプレー(FPD)メーカーの決算報告を見ると、2017年は業界全体で+10%台の営業収益を確保したようだ(図1)。しかし、2017年上半期の+13~14%をピークに、下半期は+7~9%に悪化した。その後2018年第1四半期には+3%まで下落した。

図1 FPDメーカーの営業収益
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 2018年第2四半期の収益は業界全体で、ブレークイーブンか赤字転落が見込まれる。2017年半ばから液晶パネル価格の下落が引き続いており、特にテレビ用パネル価格の下落は激しい。第3四半期の業界収益は-5%レベルまで悪化する可能性が高い。2018年全体では、第1四半期のみ黒字なので、業界全体での“赤字決算”は避けられそうにない。

 その後、2019年も大型液晶パネル市場は供給過剰が見込まれていることから、「パネル価格が上昇を続けて、年間ベースでの業界全体が黒字化する」という線を描くことは困難である。われわれディスプレイ・サプライチェーン・コンサルタンツ(DSCC)としては、2018年第3四半期から2019年下期のある時期まで1年間以上、ディスプレー業界全体での赤字決算が続くとみている。

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