日経AutomotiveのDisassembly Report「多岐にわたる海外製部品 日産自動車『ノート』(下)」の転載記事となります。

 前回までは、日産自動車「ノート」のプラットフォームの概要やパワートレーンを中心に紹介した。今回からは、ともに「Vプラットフォーム」をベースとしながら、日産自動車九州で生産するノートと、タイで生産する「マーチ」で部品の共有がどこまで進んでいるか、その度合いを調べた。取り上げたのは、内装や電子部品、サスペンションなどである。すべての部品を比較することは難しいが、細かい装備から基本構造に至るまで、両車における部品共通化の徹底は想像以上だった。なお、前回までと同様にひろしま産業振興機構のカーテクノロジー革新センター内のベンチマーキング利活用協議会の協力を得た。

Renault社との共通化はこれから

 今回分解作業に供されたノートの仕様を改めて紹介すると、グレードは「X DIG-S」の「エマージェンシーブレーキパッケージ」(約167万円、税抜き)に移動物検知機能付き「アラウンドビューモニター」などの6万円のオプションを追加したものだ(図1)。

図1 2013年末に部分改良した日産自動車「ノート」
新たに「エマージェンシーブレーキパッケージ」が設定され、低速域での自動ブレーキ機能や車線逸脱警報とともに、ESC(横滑り防止装置)を装備。ブレーキとアクセルを踏み間違えた時に誤発進を防止する機能をオプションで設定する。
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