「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは、第二新卒・既卒・フリーターに特化して求人紹介や就職サポートを行うUZUZの最高技術責任者(CTO)である岡本和也氏。自身が設立したソフトウエア開発会社ARoWも持つ。同氏は、関数型プログラミング言語のHaskellを使ってシステムを開発している。今回はARoWを設立した経緯やUZUZに入社した経緯、UZUZで開発しているシステムなどについて聞いた。

(聞き手は大森 敏行=日経 xTECH/日経NETWORK)


前回から続く)

 2013年に大学院を出てベンチャー企業に入社したのですが、人事部門とケンカをして辞めてしまいました。その会社には3カ月くらいしかいませんでした。当時はHaskellを書く社員もいたのですが、そうした人もみんな辞めていきました。

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 その後、営業の経験を積みたいと思って転職活動をしていましたが、情報系の学科を出て営業をしたいと言うと、ほかの会社では「ぶれてるのではないか」と言われてなかなか相手にしてもらえません。そんな中、2013年9月にアドマイヤーという会社に営業として入社できました。

 この会社に採ってもらえた理由はいくつかあります。まず、第二新卒を大事にしていてほぼ第二新卒しか採らない会社だったこと。また、社長がもともとプログラマーを途中で挫折した人で、自分に興味を持ってくれました。営業として入って半年間いましたが、結局、最後の1カ月くらいはエンジニアをしていました。

過去の自分を救いたい

 2014年3月から1年間くらいフリーランスでソフトウエア開発をしていました。そして2015年2月に自分の会社としてARoWを設立しました。

 フリーランスをしていているときは自分の人生としては理想的な状態でした。案件を受注したら、基本的には自分で技術を選んで使えます。変に口を出す人はいません。自分の好きな環境や一番いいと思うやり方で生産性を高め、自分で自分を管理して働けていました。

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