一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP:イグサップ)は、「2018年度第1回安全経営フォーラム」を4月23日に開催した。建設業や製造業などの経営者層を対象に、相互交流を通じて安全概念の普及と、最新の安全情報の共有化を図るのが同フォーラムの目的だ。今年1月からプレイベントとしてすでに3回開催しているが、新年度を迎えた今回からが正式な開催となる。

 テーマは「安全の最新潮流2018――日本の安全、世界の安全はこう進む」。まず、3月に安全衛生マネジメントシステムの国際規格「ISO45001」が発行したことを受け、企業の安全への取り組みがどう変わるかについて、中央労働災害防止協会(中災防)が解説。また、IGSAPが提唱する新しい安全概念「Safety2.0」の国際標準化の動きについて講演がなされた。

 さらに今年度からIGSAPが中災防に正会員として加入することから、中災防理事長の八牧暢行氏からIGSAPの会長を務める明治大学名誉教授の向殿政男氏に正会員証が手渡された。これにより、IGSAPと中災防がそれぞれ相互入会を果たしたことになる。 

中災防正会員証を八牧理事長から授与されるIGSAPの向殿会長(写真:三上 美絵)
[画像のクリックで拡大表示]

 冒頭、IGSAP会長の向殿氏は「安全経営フォーラム」の開催意義について、「安全はコストではなく投資。企業のトップが安全への理解を深め、安全を向上させる場にしていきたい。安全人材の育成、最新の安全技術への先行投資は、労働災害の撲滅、ひいては生産性向上、企業価値の向上をもたらす。また事故情報は社会の共有財産であり、業種を越えて各企業が事故の情報を出し合い、そこから学ぶことが重要だ」と述べた。

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら